内科

当院は、「小児科」、「内科」、「アレルギー科」3診療科を軸に、診療を行っています。

小児科:子ども(15歳までが一つの目安)の内科的疾患を治療する分野で、子どもに特化したスキルが必要
内 科:内臓各器官の病気を手術なしで治療する診療科

小児科・内科とも、治療できる疾患の範囲には差がありませんが、「小児科」は相手が子どもであることを前提としたフォローをしながら治療ができるのに対し、「内科」は患者自身が症状を正しく伝えられる方を対象としています。

目次

内科とは

内科とは、症状・兆候などから内臓などの病気を直接対面診察(問診・視診・聴診・触診など)さらに必要な検査を行い診断し、手術ではなく、主に薬物療法で治療にあたる医療・医学の分野、または、診療科名です。


19世紀に手術治療を主にする「外科」という医学の分野が独立したことにより、外科以外の医学の分野を「内科」と呼ぶようになったといわれており、古くから医学の基礎といわれている分野です。

さらに、臓器・器官や機能ごとに、消化器、循環器、呼吸器、内分泌(甲状腺)、代謝(糖尿病、脂質異常)、脳神経、感染症、アレルギーなど専門分野が多岐に分かれております。

また、発熱や咳、胸痛倦怠感などの急性症状から、糖尿病や高血圧などの慢性疾患まで、幅広い健康問題に対応します。生活習慣病の予防や管理、感染症の診断・治療・予防も内科の役割の一部です。

副院長

当院では、患者様の症状を総合的に診断し、適切な治療とアドバイスを提供いたします。

地域の「かかりつけ医」としての役割

体調で気になることがありましたら、細かいことでもお気軽にご相談ください。
当院は、地域の皆様の健康を支える「かかりつけ医」として、日常的な体調管理や病気の早期発見に努めています。長期的な健康維持を目的とし、定期的な健康診断や予防接種の提供も行っております。

生活習慣病の改善への対応

生活習慣病とは、糖尿病・脂質異常症・高血圧など、生活習慣がその発症に深く関わっていると考えられる疾患の総称です。
生活習慣病は、食事や運動、ストレス管理などの日常生活の改善が重要です。当院では、患者様一人ひとりに合わせた指導を行い、健康的な生活習慣の確立をサポートします。必要に応じて、栄養指導や運動のアドバイスも提供いたします。

2024年6月より生活習慣病に対しては、患者さん本人と主治医が協力して生活習慣病からどう離脱できるかを考慮して『生活週間病療養計画書』を3から4ヶ月に1回見直しが義務付けられております。

こんな症状がありましたらご相談ください

  • 発熱、咳、痰、喉の痛み、鼻水、倦怠感などの風邪症状
  • 胃の不調、腹痛、胸焼け、下痢、便秘、食欲不振
  • 動悸、胸の痛み、息切れ
  • めまい、ふらつき、頭痛
  • 体重減少、疲れやすさ、手足のしびれ、むくみ
  • 疲れやすい**、力が入らない、手が震える
  • 尿の色が濃い、赤い、便に血がつく
  • アレルギー症状(花粉症、じんましん など)
  • 健康診断で異常を指摘された

**最近疲れやすい:単に生活習慣や食生活が関係している場合もあれば、病気の症状として現れている場合もあります。

副院長

胃腸は疲れ、暑さ、寒さ、食べ過ぎ、飲み過ぎ、過度なダイエット、ストレスなどに弱い器官です。疲労すると胃もたれ、下痢、便秘などの不調を起こし、消化吸収が不十分となりだるさや、倦怠感、脱水などにつながります。

内科の主な対象疾患

感染症:感冒(かぜ症候群)、扁桃腺炎、肺炎、上気道炎、インフルエンザ、感染性胃腸炎、膀胱炎、帯状疱疹(ヘルペス)など
循環器疾患:不整脈、狭心症、心筋梗塞、弁膜症など
呼吸器疾患:肺炎、気管支炎、肺気腫、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺がん、縦隔腫瘍など
消化器疾患:下痢、便秘、胃炎、胃潰瘍、大腸がんなど
生活習慣病:高血圧、糖尿病、高脂血症(コレステロール異常)、痛風など
アレルギー性疾患:花粉症、アレルギー性鼻炎・皮膚炎、蕁麻疹など
内分泌代謝疾患:甲状腺疾患、骨粗鬆症など

当院の治療方針

多くの疾患は初期の段階では自覚症状が乏しいため、血液検査や各種検査による診断が重要です。

特に糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症などの生活習慣病では、

  • 食事・運動療法の指導
  • 生活習慣の見直し
  • 薬物療法の適切な導入

を組み合わせた治療を行い、症状の改善と予防に努めます。

また、当院では栄養士による食事指導や、患者様のライフスタイルに合わせた健康管理のサポートも行っております

副院長

些細な体調の変化でも、お気軽にご相談ください。

当クリニックで行える検査について

こちらの「当クリニックで行える検査についてをご覧ください。

内科の対象疾患について

感染症

感染症

感染症とは、細菌・ウイルス・真菌などの病原体が体内に侵入し、発熱や咳、下痢、倦怠感などの症状を引き起こす病気の総称です。風邪やインフルエンザ、肺炎、胃腸炎などが代表的な疾患です。

感染症の専門的検査

当院では、感染症の診断のために主に以下の検査を行っています。

  • 血液検査(炎症反応・白血球数の測定)
  • PCR検査(新型コロナウイルス・インフルエンザなど)
  • 尿検査(細菌・ウイルスの特定)
  • 抗原検査(インフルエンザ・溶連菌など) など

感染症の専門的ケア

感染症の治療には、症状や原因に応じた適切な対策が必要です。

  • 抗ウイルス薬・抗生物質の適切な処方
  • 発熱・咳・喉の痛みなどの症状緩和のための対症療法
  • 必要に応じた点滴治療
  • 感染予防のためのワクチン接種(インフルエンザ、肺炎球菌、新型コロナウイルスなど)

こんな症状の方は受診をお勧めします

以下のような症状がある場合は、早めの受診をお勧めします。

  • 38℃以上の発熱が続く
  • 咳・喉の痛みが長引く
  • 強い倦怠感や食欲不振
  • 下痢・嘔吐がひどい
  • 排尿時の痛みや頻尿
副院長

感染症は適切な対応が早期回復につながります。症状が気になる場合は、お気軽にご相談ください。

循環器疾患

循環器疾患

循環器疾患では、心臓や血管に関する病気を診察します。例えば、血圧が高い、高血圧や動悸(心臓がドキドキする感じ)、胸の痛み、めまいなどが当てはまります。このような症状がある場合、放っておくと命に関わる病気につながることもあります。

循環器疾患の専門的検査

  • 心電図検査(心臓の動きを調べる検査)
  • 血液検査
  • 動脈硬化検査(血管の健康状態を調べる検査)

循環器疾患の専門的ケア

薬や食事のアドバイスを通じて、症状を和らげたり悪化を防いだりします。

こんな症状の方は受診をお勧めします

  • 心臓が急にドキドキする方
  • 胸が痛むことがある方
  • 血圧が高いと言われたことがある方
  • 立ちくらみやめまいがある方
  • 家族に心臓や血管の病気がある方

呼吸器疾患

呼吸器疾患

咳が長く続いたり、息苦しさを感じたりする症状のほか、肺炎や気管支炎といった病気の診察を行います。たばこやアレルギーが原因の場合もあります。

呼吸器疾患の専門的検査

  • 胸部レントゲン検査(肺の状態を調べる検査)
  • 肺機能検査(肺の働きを調べる検査)
  • 喀痰検査(痰を調べる検査)

呼吸器疾患の専門的ケア

薬や環境の改善方法を提案し、症状を抑える治療を行います。

こんな症状の方は受診をお勧めします

  • 咳や痰が長引いている方
  • 息が苦しくなることがある方
  • 胸が痛む方
  • のどがいつもイガイガしている方
  • たばこを吸っていて肺に不安がある方
副院長

内科でも、気管支喘息・COPD(慢性閉塞性肺疾患)
の診察をいたします。ご相談ください。

消化器疾患

胃やお腹の不調を診察します。例えば、胃がムカムカしたり、お腹が痛くなったり、便秘や下痢が続いたりする症状です。食べ過ぎやストレスが原因の場合もあります。

消化器疾患の専門的的検査

  • 腹部超音波検査(お腹の中を調べる検査)
  • 内視鏡検査(専門機関で実施する場合があります)
  • 血液検査

消化器疾患の専門的ケア

薬や生活習慣の改善を通じて、症状を軽くする治療を行います。

こんな症状の方は受診をお勧めします

  1. 胃が痛くて食欲がない方
  2. 下痢や便秘が続いている方
  3. お腹が張る感じがする方
  4. 胃酸が逆流して胸やけがする方
  5. 黒っぽい便や血が混じった便が出た方

生活習慣病

高血圧や糖尿病、コレステロールが高いなど、生活習慣が原因で起こる病気です。運動不足や食べ過ぎ、ストレスが原因になることが多いです。放置すると心臓や脳に悪い影響が出ることがあります。

生活習慣病の専門的検査

  • 血液検査
  • 血圧測定
  • 血糖値測定

生活習慣病の専門的ケア

食事や運動のアドバイスを行い、必要に応じて薬で治療します。

こんな症状の方は受診をお勧めします

  • 血圧が高いと言われた方
  • 血糖値が高めの方
  • 健康診断でコレステロールが高いと言われた方
  • 運動不足で太り気味の方
  • 家族に糖尿病や高血圧の方がいる方

多くの疾患は初期の段階では自覚症状が乏しいため、血液検査や各種検査による診断が重要です。
特に糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症などの生活習慣病では、

  • 食事・運動療法の指導
  • 生活習慣の見直し
  • 薬物療法の適切な導入

を組み合わせた治療を行い、症状の改善と予防に努めます。
また、当院では栄養士による食事指導や、患者様のライフスタイルに合わせた健康管理のサポートも行っております。

副院長

些細な体調の変化でも、お気軽にご相談ください。

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